著者
土橋 祥平
出版者
順天堂大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2021-04-01

本研究では、成長期、特に発達早期の運動不足が将来的な認知機能に悪影響を及ぼす可能性について検討を行い、その対抗策の基盤となる分子メカニズムの解明を目指す。初年度は、生活習慣病に起因した認知機能低下を想定し,2型糖尿病を誘導するモデルラットを対象に、通常飼育群、活動制限による運動不足群を設定し、成長期の運動不足が成年期以降の認知機能に影響するか否かについて、エピジェネティック制御機構の観点から解明する。2年目以降は、成長期の中でも最も脳の可塑性が活発な発達早期における運動不足経験がその後の認知機能の変化に及ぼす否かについて実験動物を用いて検討する。

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ちなみに、この運動不足モデルの研究の続編として、認知機能に及ぼす影響も検討しており、今生化学的データの解析を進めています! https://t.co/LOp6DVpCzI こちらも論文にした際にご報告できればと思います。

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