著者
中村 逸郎
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

プーチン・ロシア大統領はロシア正教会を利用してロシア愛国主義を育成し、その愛国主義に支えられる正教国家の樹立をもくろんでいることが結論として明確になった。正教会にしても、プーチンに妥協するのと引き換えに、ロシア政府からの経済支援を引き出そうとしている。1917年ロシア社会主義革命で剥奪された正教会財産(現在は連邦国有財産となっている)の返還を段階的に求めており、プーチンに妥協を重ねることで正教会の経済活動の活性化をねらっている。今後のロシア政治は、プーチンと正教会の長である総主教の権力闘争に発展する可能性がある。

言及状況

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プーチンとロシア正教会の関係、少し勉強した。 TVでよく見るあの方は研究者だったのか。。 https://t.co/01axLsg2TH
こんな研究ありました:ロシア正教の現代政治的諸相―世俗化が生む地域社会の再編を中心に実証研究(中村 逸郎) http://t.co/rJo3qMeLP9

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