著者
佐藤 香苗 山内 太郎
出版者
天使大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

包括的な栄養アセスメントにより、血液透析患者の栄養状態・ QOLの維持向上の方策として、透析日の生活活動と亜鉛摂取量の増加が重要であることを見出し、透析中に行う低強度運動プログラム(ストレッチ・マッサージ)を開発した。このプログラムは、患者の身体能力や意欲に応じて選択可能な段階的コースを用意するとともに、患者が自己の最適ペースで実施できるよう、教育メディア(DVD)を制作した。また、亜鉛強化菓子を考案し、透析後に提供して栄養指導の動機づけとするダイエットプログラムを開発した。これらのプログラムの介入効果として、患者の貧血改善や下肢の筋肉量の増加、身体機能の向上が示唆された。

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こんな研究ありました:透析患者のQOL向上を実現するアクティブライフスタイル教育プログラムの開発と運用(佐藤 香苗) http://t.co/RByTMdE3lw
こんな研究ありました:透析患者のQOL向上を実現するアクティブライフスタイル教育プログラムの開発と運用(佐藤 香苗) http://t.co/RByTMdE3lw

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