- 著者
-
石井 吉之
- 出版者
- 北海道大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2010
降雨と融雪が重なって生じる融雪洪水の発生メカニズムを解明するため、2011~2013年の各融雪期に、母子里において模擬降雨の散水実験を行った。2012年の実験(積雪深170cm)では、散水開始後50~90分で積雪底面から流出が始まり、総散水量120~170Lに対し総流出量は46~48Lであった。散水量と流出量が定常となった時点における流出水に含まれる模擬降水の割合は、水および同位体の収支式から概ね6~7割と見積もられ、晴天日や弱い降雨時の融雪水とは異なった流出過程をとることが分かった。