著者
吉井 美奈子
出版者
武庫川女子大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

本研究は、「選択的夫婦別姓制度」の導入による民法改正が実現した場合、別姓を選択した家族への影響を考察することを目的としている。特に、子どもが成長するうえでのアイデンティティ形成と氏の関係を質問紙調査、子どもの文字選好実験、親の離婚や再婚等で改姓を経験した子ども(18歳以上)へのインタビュー調査などを行い、検証した。その結果、幼い子どもたちの多くは、自分の氏名から文字に興味関心を持つ。また、離婚や再婚を経験し成長した子どもにとって、氏の変更は周囲へ説明する煩わしさを感じる一方で、実生活を優先に考える傾向が見られ、家族や個人の氏への執着は低く、実際の家族関係を優先するという傾向が見られた。

言及状況

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@joytamachan 基本的には私も選択的夫婦別姓に賛成です。ですが、ぜひ子供への影響にも目を向けてください。ある研究では、社会が選択的夫婦別姓制度が選択肢として社会に浸透するまでの過渡期において、子供に悪影響が想定されると指摘されています。 https://t.co/5OeOTPPKBx
@Km277Sdm3k @utchie @tosiho @aoirotea @kazuuuuuuuus 個々人の感想や特定ケースではなく、エビデンスに基づいて政策は議論するべきでしょうね。 https://t.co/5OeOTPPKBx https://t.co/JjXmLpQxpE
@utchie @tosiho @aoirotea @kazuuuuuuuus もう一つ指摘をしておくと「民法改正による夫婦別姓が、子どもに与える影響と効果」の研究に科研費が出ているのは、指摘している懸念について検証が有益であるという評価がなされているのではないでしょうか。子供に影響はあり得ないという極端な言説は合理的ではないでしょう https://t.co/5OeOTPPKBx
@utchie @aoirotea @kazuuuuuuuus 夫婦別姓が法律上選択できないことによって「異色なケース」として取り扱われることが背景として考えられる。民法が改正され、「夫婦別姓」も選択肢の一つとして国民に浸透すれば、これらの懸念は解消されるだろう。」 と指摘されています。 https://t.co/5OeOTPPKBx

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