著者
町田 哲
出版者
鳴門教育大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究では、阿波の山間地域を素材に、近世日本の山村における生業と流通の構造について、(1)山村における所有と生業の実態、(2)山村の村落共同体における社会的関係、(3)モノを通じた流通構造(都市との関係構造)という 3 つの地域史的視角から解明した。藩の山林制度や請負制の実態解明を通して、山林資源の枯渇状況や、地域における山林利用のありかたとその変容、さらには山村と城下町徳島・巨大都市大坂との関係等を具体的に解明したことで、近世阿波の多様な山村特性の一端を把握することができた。

言及状況

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研究はあるっぽいですね(ドンピシャでこの辺りと言うわけではありませんが)。https://t.co/oYXoULASQG やっぱり大消費地大坂向けの木材や薪炭等の森林資源供給かな。渓谷下って吉野川→徳島→大坂か。

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