著者
赤羽 英夫
出版者
大阪大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

自然界に存在する地磁気を用いた高感度な地磁気核磁気共鳴(NMR)装置、またはイメージング(MRI)装置の開発を行った。地磁気MRIの開発では、MRIの取得方法であるグラジエントエコー法を地磁気NMRに応用し、2次元、3次元での画像化に成功した 。また、NMR励起パルスに起因するNMR受信システムの不感時間を、 NMR共振器のQ 特性を電子的に変更することにより、短縮することが可能となった。その結果、緩和時間が短い(<100ms)生体サンプルの地磁気MRI画像を世界で初めて計測することに成功した。

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@yashiro_ld やってるかもしれないですがQスイッチで緩和時間を長く確保するのを今日見かけました。 https://t.co/SEDsUNErhl
コイルのQを可変して緩和時間を長く確保するのいいな。 https://t.co/SEDsUNErhl

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