著者
前田 寿美子
出版者
東北大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

肺癌組織におけるCD44 standard form (CD44std)、CD44 variant 6 (CD44v6)、およびgalectin-9の発現と、組織型、分化度、病期、予後について検討を行った。組織型別には扁平上皮癌でCD44std、CD44v6の陽性率が高く、腺癌でgalectin-9の陽性率が高かった。分化度別には、腺癌において低分化になるほどCD44v6の陽性率が低下する傾向があり、扁平上皮癌において低分化になるほどgalectin-9の陽性率が低下する傾向が認められた。以上の結果は腺癌と扁平上皮癌でヒアルロン酸を中心とする細胞外マトリックスに対する生物学的態度が異なっている可能性とともに、肺癌組織においてgalectin-9の発現によりCD44の機能に何らかの調節がなされている可能性が示唆された。

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こんな研究ありました:ヒアルロン酸の代謝動態とCD44の相互作用が肺癌の生物学的悪性度を規定する(前田 寿美子) http://t.co/Uzdogq71lQ

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