著者
花栗 哲郎 町田 理
出版者
国立研究開発法人理化学研究所
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2022-06-30

本研究では、電子状態解析ツールである走査型トンネル顕微鏡が、単一原子操作にも用いることができる点に着目する。超伝導体やMott絶縁体など電子相関が本質的に重要な系の表面に、単一原子操作によって人工構造を作製し、非自明な「新物質」をボトムアップ的に実現する。規則配列した原子のスピンや電荷と、基板の多体効果が協奏・競合して生み出す電子状態を、走査型トンネル顕微鏡を用いた分光イメージングで解明し、新しい量子現象を探索する。

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超低温走査型トンネル顕微鏡を用いたボトムアップ相関電子系の作製と物性探索 https://t.co/TgovPYFYoS 楽しそう

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