著者
齊籐 純
出版者
サレジオ工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

ものづくり教育とエネルギー教育を融合した課題解決型教育として、電動カートをテーマにした実習の教材キットと教育プログラムの開発および評価を行った。本教育プログラムでは電動カートを学生らが設計して製作する。またこの電動カートを運転する際の加速感と消費電力の計測値から電気エネルギーの定性的かつ定量的な理解を促す。実習実施後の学生のアンケート結果では9割を超す積極的な参加と、エネルギーの体感的理解の達成を示す結果が得られた。また本教育プログラムを過去に受講した上級生を対象に調査したところ、平均して6割以上が継続して教育効果を実感しているという結果が得られ、本教育プログラムの有効性が明らかとなった。

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こんな研究ありました:創作意欲を喚起する高専導入教科としての簡易電気自動車キットを用いた教育手法の評価(齊籐 純) http://t.co/qcrQzx3TYH
こんな研究ありました:創作意欲を喚起する高専導入教科としての簡易電気自動車キットを用いた教育手法の評価(齊籐 純) http://t.co/qcrQzx3TYH

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