著者
伊藤 淑子
出版者
大正大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

女性の知性と論理性が美徳であるとは認められなかった時代に、果敢な声を挙げたマーガレット・フラーの著作を丁寧に分析することが本研究の目的であった。フラーの主著であり、アメリカのフェミニズムの先駆的な本であるにもかかわらず、屈折した論理展開と引用を多用する英語表現の難解さによって、日本ではあまり読まれてきたとはいえない『19世紀の女性』を日本語に訳し、研究期間中に出版した。フラーの主張には矛盾がないわけではない。本質主義的な性差を否定し、徹底した個人主義を貫きながら、フラーは理想的な人間関係の構築と社会改革を唱える。『19世紀の女性』以降の仕事も含め、フラーのキャリア形成を分析した。

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こんな研究ありました:マーガレット・フラーにみる19世紀アメリカの女性のキャリア形成とジェンダー意識(伊藤 淑子) http://t.co/s32h4xcTp7

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