著者
樽本 英樹
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

21世紀においてグローバル化が進展するとともに、ポストナショナルな国際移民システムが生まれ発展してきた。移民システムにはどのような相違があるのか。どのような結果を生産するのか。諸国家、社会集団、移民などの関与したどのようなメカニズムで生じるのか。本研究は大きく見て2つのアプローチを採用した。第1に、西側諸国との比較をしつつ、日本や韓国といったアジア諸国を非西側諸国の例として探求に加えた。次に、ハマー=小井土=樽本モデルを導入して理論的に移民システムの発展を考察していった。本研究の結果、地球全土を視野に含めたポストナショナルな移民市民権研究への道筋が立てられることになった。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな研究ありました:市民権制度のポストナショナルな変容に関する国際比較研究(樽本 英樹) http://t.co/OKaPGOrnCE

収集済み URL リスト