著者
富原 一哉 小川 園子
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

女性は男性の2倍程度抑うつや不安などの情動障害に罹患しやすく,その発症にはエストロゲンなどの性腺ホルモンが深く関与すると考えられている。我々は,妊娠期に相当する高用量のエストロゲンの長期慢性投与がメスマウスの情動行動を亢進させることを確認した。さらには,ERαアゴニスト投与も高用量エストロゲン投与と同様にメスマウスの不安様行動が増大するが,ERβアゴニストの長期慢性投与は,逆に不安を抑制することも明らかとなった。今回得られた知見は,「マタニティー・ブルー」や「産後うつ」などの女性特有の感情障害の神経内分泌メカニズムの解明に大きく貢献するものと考えられる。

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