著者
石田 功 池本 守
出版者
帝京平成大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

Alfimeprase(A)は血中のα-2マクログロブリン(α-2M)と速やかに複合体を形成して活性が阻害されるため、臨床第2相でドロップした。Aにハブ毒HRlaのC末ドメインを結合させた融合体(AH)遺伝子に、フィブリンへの標的化ヒトプラスミノーゲンのクリングルドメイン1を融合させたAHP遺伝子を化学合成して大腸菌ベクター(pE-SUMO)で発現させた。これによって、Aのフィブリノゲン切断活性、ヒト血餅溶解活性のα-2Mによる阻害を回避することはできなかった。それはN末のSUMOペプチドの有無とは関係なかった。

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こんな研究ありました:血栓標的ドメインとヘビ毒由来フィブリン分解酵素融合体による血栓溶解剤の開発(石田 功) http://t.co/M909gVfKv6

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