著者
重松 陽介 畑 郁江
出版者
福井大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

タンデムマススクリーニング全国実施にあわせ、スクリーニング指標とそのカットオフ値の妥当性を保証するための精度管理法を検討し、旧来の指標での偽陰性例を回避し、偽陽性率を減じるために、CPT-2欠損症やメチルマロン酸血症を中心として新たな指標を開発した。更に、偽陰性回避で生じる再採血率増加を防ぐために、有機酸代謝異常症スクリーニングでは、初回濾紙血を用いた新たな二次検査法として濾紙血中有機酸高感度測定法を開発した。脂肪酸酸化異常症スクリーニングでは、精密検査法として血清でのアシルカルニチン分析の診断精度を実証し、また末梢リンパ球を用いた脂肪酸酸化能検査法を改良しCPT-1欠損症診断にも対応した。

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こんな研究ありました:タンデムマススクリーニングの高精度化に寄与する関連分析法の開発と有用性の実証(畑 郁江) http://t.co/HbQmE7aHK2
こんな研究ありました:タンデムマススクリーニングの高精度化に寄与する関連分析法の開発と有用性の実証(畑 郁江) http://t.co/Sk95FSaqyM

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