著者
岡崎 浩幸 加納 幹雄
出版者
富山大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

本研究の目的は、英語教員の長期派遣者がどのような研修を受け、経験をいかに現場に活用してきたか、また、還元の妨げになっていたのは何かを明らかにし、今後の海外研修のための示唆を得ることである。その結果、研修内容には概ね満足し、帰国後使命感をもち、現場への還元にも取り組もうとするものの、得られた経験が他の英語教員のために十分に還元できていないことが明らかになった。還元を妨げていたのは「成果と現場とのギャップ」「研修への理解者不足」「還元機会の欠如」であった。今後の研修については「帰国後サポート体制」「英語教員への還元」「事前の目標設定」が研修成果を広げていくために必要であることも明らかになった。

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こんな研究ありました:海外長期研修経験を有した高校教員の英語教育指導法改善への寄与に関する実証的研究(岡崎 浩幸) http://t.co/sHyFIjAExd

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