著者
平山 真理
出版者
白鴎大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-28

本研究では裁判員裁判で性犯罪が審理される場合(以下、性犯罪裁判員裁判と言う)の課題をさまざまな観点から考察した。これらの課題は、量刑の変化とその理由、被害者への配慮、裁判員の負担、被告人の処遇や性犯罪対策に対する裁判員の期待等である。これらの課題について性犯罪裁判の傍聴や弁護人、また被害者団体へのインタビューを通じて考察を行った。また、比較法的視点として、米国、英国、ドイツ、ベルギーにおける市民参加型裁判の傍聴、調査を行い、とくに性犯罪事件等における課題を考察した。また、性犯罪者対策や性犯罪被害者支援について諸外国の実践例を考察した。

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「性犯罪の裁判員が男ばかりなんてー!!」という漫画が話題なので、「性犯罪の裁判において裁判員の性別で量刑に影響はあるのか?」を調べてみたところ、リンク先の研究がありました。その中では画像のように「まだサンプルが少ないが、影響は見られない」とされています。 https://t.co/oDYZh7rnR0 https://t.co/VmEMpacel9
こんな研究ありました:性犯罪と裁判員裁判の研究―裁判における課題と量刑・処遇・対策へのインパクト(平山 真理) http://t.co/CFhq5d96Zy

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