著者
加藤 美保子
出版者
北海道大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2011

2006年以降、ロシアは政治・経済関係を多角化することによって、中国中心のアジア戦略から「太平洋のロシア」戦略へ移行しつつある。本研究は、米国のアジア・シフトと中国による南シナ海や北極海への進出によるサブリージョン・レベルの緊張の高まりによって、ロシアの地政学的関心が大陸から沿岸・海洋へ拡大しつつあると同時に、日本やベトナムなどの地域諸国がロシアの戦略的価値を再認識している点も指摘した。

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こんな研究ありました:プーチン以降のロシアのアジア太平洋政策:台頭する中国との協調と自立の観点から(加藤 美保子) http://t.co/fx48YTjVMr
こんな研究ありました:プーチン以降のロシアのアジア太平洋政策:台頭する中国との協調と自立の観点から(加藤 美保子) http://t.co/smng7ooBk6

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