著者
海野 知紀
出版者
東京家政学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)をラットに混餌投与したとき,ラットの糞重量を増加させ,腸内細菌叢バランスを変化させた。一方,盲腸内容物の短鎖脂肪酸含量は減少したことから,EGCGは盲腸内発酵性に影響を及ぼすことが示唆された。さらに,高脂肪食負荷ラットの盲腸発酵性について緑茶抽出物と紅茶抽出物を比較したところ,高分子ポリフェノールを含む紅茶抽出物では盲腸内短鎖脂肪酸含量が増加したことから,ポリフェノール化合物の化学的特徴によって腸内細菌に及ぼす作用が異なることが推察された。

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