著者
眞嶋 良全
出版者
北星学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は,個人の疑似科学信奉の説明変数としての,論理・確率的推論能力,認知スタイル,および科学リテラシーの予測力を検証した。その結果,論理・確率的推論能力は信念の程度に対して説明力を持っていなかったが,認知スタイル,特に二重過程思考と関連した思考傾向が信念の強度に対して説明力を持っていることが示された。これらの結果から,誤帰属仮説は妥当な説明モデルであるとは言えず,むしろこれらの非合理的な信念は分析的思考と関連した「非形式的推論」の産物であることが示された。

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「科学性」の判断における,リテラシー・思考態度・思考スキルの役割に関する研究 研究課題番号:24501084 代表者 眞嶋 良全研究者番号:50344536北星学園大学・社会福祉学部・講師 https://t.co/KIgRoF7rk5
基盤研究(C) 眞嶋良全 「科学性」の判断における,リテラシー・思考態度・思考スキルの役割に関する研究 2012~2014年度(予定) https://t.co/NqykTSOOEs へー。スピリチュアルやニセ科学の信奉を測定する尺度の整備と、科学リテラシー等との関連の研究だそう

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