著者
伊原 久裕
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究プロジェクトは、1930年代から50年代までの間の米国における世界地図を対象として、そのデザインと社会的意味について分析を行うことを目的としている。この時期の地図デザインを代表するものとしてRichard Edes Harrison, Erwin Raisz, Norman Bel Geddes, Buckminster Fuller, Herbert bayerらの仕事を取り上げた。その結果、遠近法による「視点」の強調、レリーフや地形鳥瞰図描画などによる「リアリティ」の追求が共通するデザイン傾向として認められ、その背後に「航空時代」に対する意識がほぼ一貫して通底していることが分かった。

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こんな研究ありました:1930年代から50年代の米国で制作された世界地図のデザイン傾向とその社会的意味(伊原 久裕) http://t.co/TWMOd5zG2I

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