著者
堅田 香緒里
出版者
法政大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

フェミニストのベーシック・インカム(基本所得)に対する評価は両義的である。そこで本研究では、ベーシック・インカムをめぐるフェミニズムの二つの立場―女の解放のための「解放料」と捉える立場/抑圧のための「口止め料」と捉える立場―の主張について整理した。両者を分かつ論点は多岐にわたるが、その主要な対立点は、ベーシック・インカムが性別役割分業に与える影響に関する見立てに求めることができる。そこで続いて、ベーシック・インカムが性別役割分業に与え得る影響について、これに類似した二つの所得保障政策―ケア提供者手当と参加所得―との対比を通して検討した。

言及状況

Twitter (3 users, 3 posts, 0 favorites)

@humahoshi ありがとうございます。堅田香緒里さん、いま法政大社会学部に在籍されてるんですね。 ベーシックインカムとフェミニズム:性別役割分業の観点から https://t.co/5zDlAjDuPZ あとで読んでみます。(^^♪

収集済み URL リスト