著者
森田 智子
出版者
早稲田大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2012-08-31

(1)斎藤優遺稿の史料的価値は、半拉城址の発掘調査の経緯と在満組織の認識の違いを解明できる点、斎藤の報告書の作成過程を復元できる点、出土遺物の移管経緯を解明できる点、斎藤のその他の著作物には記述されていない斎藤の素直な感情・思考を読み取ることができる点、であると明らかにできた。(2)渤海半拉城址出土遺物が、発掘から現在の所蔵機関に移管されるまでの経緯を明らかにすることができた。(3)台湾国立故宮博物院及び早稲田大学會津八一記念博物館に日本未公開の渤海出土遺物が所蔵されている事実を突き止め、それら新出遺物の出土地の特定と、いかなる経緯でこれらの遺物が同館に所蔵されるに至ったのかを明らかにできた。

言及状況

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澤田四郎作が熊岳城の陸軍病院勤務時、斎藤優の『琿春・敦化』と『半拉城』を読んでる。 斎藤の発掘についてはまったく知らないのだけれど、以下のような研究があるのか。 斎藤優遺稿集よりみる渤海半拉城址発掘史と近代東アジアの外交 - 森田智子 | KAKEN https://t.co/4XY9tM9K61

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