著者
藤井 篤
出版者
香川大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

フランス植民地帝国主義の崩壊局面に位置するアルジェリア戦争(1954-1962年)に対して、民族解放戦線FLNとフランス共産党PCFがどのように対応したのかについて研究した。FLNは米ソ冷戦対決構造を利用しつつ、当初は米国に支持を求めながら、ソ連・東欧圏にも1960年以降には接近していった。PCFは反植民地主義的立場を鮮明にしつつも、1956年のハンガリー事件によって孤立を深め、社会党を含む広範な植民地主義戦争への反対活動を展開できなかった。

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