著者
奥谷 文乃 藤田 博一 村田 和子
出版者
高知大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

うつ病の患者では食欲が低下し、体重が減少することが知られている。味覚・嗅覚機能の異常を来している可能性を検証するために本研究を実施した。同意の得られたうつ病患者さんに、嗅覚検査を実施したところ、ほぼ全例で嗅覚機能は正常であり、functional MRIにより中枢性の嗅覚情報処理機能を検索すべき症例が得られなかった。しかしながら、同様に抗うつ剤で治療を受けている「パニック障害」の患者さんでは嗅覚閾値が検知・認知いずれもきわめて低いことがわかった。以上より、「うつ病」に限らず、各種精神神経疾患における嗅覚機能の検索が診断・治療の重要な情報を提供する可能性が示唆された。

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昔仲良くさせてもらってたある人は、熱と倦怠感がしばらく続いてた時に軽症うつの診断をもらってしばらく闘病することになってたなあ。逆に嗅覚障害はうつ病では発生しない(パニック障害ではありえる)のでここで切り分け可能なのかな 参考:https://t.co/yyYTUiN4n0

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