著者
中山 和弘 大坂 和可子
出版者
聖路加国際大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は、患者が治療法や療養生活の選択において、エビデンスに関する情報を得られて、自分の価値観をつないで意思決定できるガイド(ディシジョン・エイド)を開発することを目的とした。難しい決定の1つである乳がんの術式選択に焦点をあてディシジョン・エイドを開発した。開発過程では、1)患者のニーズ把握、2)試案作成、3)体験者による内容評価、4)医師と看護師の確認、を行った。手術を受ける予定のある乳がん女性にディシジョン・エイドを提供し評価を行った結果、意思決定ガイドの提供により意思決定の葛藤の減少に効果があった。

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次の研究も始まりました。あらためて海外では研究が進んでいることを思い知らされます。わかりやすい意思決定支援のツールの開発を目指しています。 『患者がエビデンスとナラティブをつないで意思決定できるディシジョン・エイドの開発』 http://t.co/U7D5sZkboZ

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