著者
亀井 健史
出版者
宮崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

現在わが国では、廃棄物処分の問題が社会問題化し廃棄物の有効利用が急務となっている。本研究では、産業廃棄物(廃石膏、石炭灰、高炉スラグ)からなる複合リサイクル材料の地盤改良材としての有効性を検討している。その結果、複合リサイクル材料の添加率の増加に伴って土の強度変形特性が大幅に改良され。エトリンガイト生成量や形状がその内部構造や強度発現過程と密接な関係があることを解明している。一方、地盤環境工学観点から重金属類(フッ素、六価クロム、カドミウム、鉛等)の溶出量が環境基準値を満足していることも確認し、本複合リサイクル材料のケ袁節材料としての有効性を学際的な面から実証している。

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こんな研究ありました:エトリンガイト生成量に着目した複合リサイクル材料の開発とその学際的意義(亀井 健史) http://t.co/hrU5Q9p6TI

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