著者
冨山 毅 重田 利拓
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

二枚貝の水管はカレイ類の稚魚にとって再生可能な食物として利用されることから、カレイ類による水管の利用実態および二枚貝水管の再生力を評価した。広島湾周辺の干潟域においては二枚貝の分布密度が低く、水管はわずかに利用されるだけであったが、仙台湾周辺の干潟域では高い割合で利用されていた。また、水管の短いアサリも量的に水管を再生させることが初めて証明されたが、その再生力は水管の長い二枚貝に比べて低いことが明らかとなった。

言及状況

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いろいろ物議をかもしている水族館のカレイの話ですが、ぼくはカレイの生態のなかでも稚魚の非致死的水管捕食の話が大好きです。 ※一説には仙台湾のカレイは特に水管捕食の割合が高いらしい。 https://t.co/IEYGefRXGi

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