著者
三宅 克英
出版者
石川県立大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

加賀地方や能登地方の水辺林に生息するアカテガニから消化管抽出液を作製し、そのバイオマス分解能力を解析した。セルラーゼ活性やリグニン分解活性を検討したところ、非常に強いグアヤコール酸化活性、つまりリグニン分解活性を検出することができた。またこのアカテガニやヨコエビなどの甲殻類からバイオマス分解能力のあるアカテガニ消化管由来細菌群を単離同定し、そのセルラーゼ活性やリグニン分解活性も検出することができた。単離した細菌群は一つずつでは、消化管抽出液の活性には遠く及ばないが、群集として機能させることで、強い活性を再構成することが可能と考えている。

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@NobuKoba1988 突然すみません。 全てのカニにいるかは分かりませんが、アカテガニっていうやつの消化管にはいるみたいです。 https://t.co/uReOkEgQT5
https://t.co/7vkIV8V4Pl バイオマス×蟹

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