著者
渡邉 英幸
出版者
愛知教育大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01 (Released:2014-04-04)

本研究の成果概要は以下の通り。まず里耶秦簡の「更名扁書」(公的用語の改定リスト)を読解することで、戦国秦から統一秦にかけての国制変革を検討し、秦の官職名における「邦」概念の廃止の背後にあった国制上の変革を明らかにし、また始皇帝期の避諱に関する条文が、始皇帝の父母の名である「楚」「生」を避けるものであったと考えられることを発見した。次に、戦国末の秦における国境を越える人の移動と帰属の諸相を解明した。さらに、戦国秦から統一秦にかけての畿内領域の呼称の展開と「邦」概念との関係を論じた。

言及状況

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山田崇仁先生の発表で秦代の避諱の話題が少しだけ出て、正→端、生→産の例が挙がった。前者は始皇帝の名前によるけど、後者は文献では伝わっていない彼の母親の名前に由来するもので、渡邉英幸先生の発見による(2015年3月の論文が初出らしい… https://t.co/8qbUBvzr7N

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