著者
中本 敦
出版者
岡山理科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は機能的絶滅の閾値を明らかにすることを目的としている。琉球列島の58島について、種子散布者としてのオオコウモリと餌植物の密度推定を行った。また植物に関しては文献調査も行った。クビワオオコウモリの分布は基本的にはオオコウモリ類の本来の分布域である熱帯から離れるにしたがって、分布が飛び石状になる傾向が見られた。オオコウモリと強い共生関係にあることが予想される大型のFicus属の種やイルカンダとの分布の一致度は低く、明確な関係は見いだせなかった。モモタマナとリュウキュウガキでは、オオコウモリの分布との一致度が高く、種子散布をオオコウモリに強く依存している可能性が示唆された。

言及状況

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"個体数がある程度まで減少した段階で、突然悪影響が出始めてしまう現象があることが分かってきた。これを通常の絶滅に対して"Ecological Extinction(機能的絶滅)"と呼ぶ(図1)。" / 機能的絶滅の閾値を予測する:種子散布者の生息密度が植物の群集構造に与える影響 https://t.co/bu9wXHKAI6

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