著者
鍛代 敏雄
出版者
國學院大學栃木短期大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

平成22年度は、本研究課題の基盤調査研究と位置づけ、両八幡宮の古代・中世における祭祀関係史料を蒐集・調査し、データを集積した。平成23年度は、展開的な研究を実施し、研究会を開催し歴史的な意義を究明した。平成24年度は、総括的な研究と位置づけ、調査・研究した史料データの公開を前提に、本研究を促進するための研究に入った。当該の祭祀儀礼関係史料と神国関係史料の網羅的なデータベースを構築した。
著者
千明 守 松尾 葦江 坂井 孝一 佐々木 孝浩 吉田 永弘 牧野 淳司
出版者
國學院大學栃木短期大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

平家物語の成立に関して、現在、読み本系諸本に属する延慶本の存在が注目されているが、語り本系諸本の中で最も多く古態性を留めていると考えられる屋代本(國學院大學図書館と京都府立総合資料館に分蔵)の本文がその延慶本と比較してどのような性質の本文を持っているかを明らかにした。書誌学的調査から本書の成立年代を明らかにし、本文の周辺本文の比較調査からその本文の特質と成立過程を推測した。