著者
首東 誠
出版者
学術文献普及会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.103, pp.24-33, 2016

<p>学位規則の改正(平成25年3月11日公布,同年4月1日施行)により博士論文がインターネットの利用により公表されるようになってから丸2年が経過し,規則上,施行初年度の博士論文(全文もしくは要約)は全てインターネット(原則,機関リポジトリ)上に出揃うこととなった。オープンアクセスにかかる新たな動きが見られる今,国としての初のオープンアクセス義務化政策である博論OAにかかる学位規則の改正について,当時,文部科学省の大学図書館係長として関わった立場から改めて振り返ってみた。</p>
著者
江上 敏哲
出版者
学術文献普及会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.77, pp.60-71, 2006-08

2005年12月,イタリアのナポリ・ローマ・ヴェネツイアの日本資料図書館を訪問し,各館における実態,特に,活動・運営,蔵書,日本資料・日本情報の提供・入手,目録等について調査した。イタリアにおける日本語学習者は増加傾向にあるが,蔵書の多い図書館は少なく,ほとんどの図書館で東アジア・東洋等と同組織である。日本語を理解する司書も少ない。日本からの図書館サービス・情報発信の改善として,書誌・目録データベースにおけるローマ字併記の整備,ILL受付体制の整備と説明の強化等が考えられる。
著者
Susan Gibbons 西川 真樹子
出版者
学術文献普及会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
no.84, pp.5-8, 2008-12-31
著者
天野 絵里子 原 健治 石井 奈穂子
出版者
学術文献普及会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.1-12, 2005-12

MyLibraryとは図書館ポータルの一種で利用者個人個人がカスタマイズできるサービスを提供するものである。1998年頃からアメリカでサービスが開始され,近年日本の大学図書館にも導入されつつある。他大学に先駆けて運用を開始した京都の3大学(京都大学・同志社大学・立命館大学)での経緯・サービス内容・問題点などを紹介し,比較検討を行った。またこれらの実例を踏まえて今後のMyLibraryサービスの新 たな展開の可能性について取り上げた。