文献一覧: 智山勧学会 (出版者)

1 0 0 0 OA 「初発心時便成正覚」の論理構造と本覚思想 : 無明はそのままで直ちに明である(無明即明)(智豊合同教学大会紀要,頼瑜僧正700年御遠忌記念号)

著者: 島村大心
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.53, pp.500-470, 2004-03-31 (Released:2017-08-31)

2018-12-05 05:01:01
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1 0 0 0 OA インド密教に受容されたHindu Samskaraについて

著者: 森口光俊
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.48, pp.A1-A29, 1999-03-31 (Released:2017-08-31)

バラモンの土壌に発した出世間を理想とする仏教は、その最終段階でヒンドウGrhasthaの基本的思想を受容した。即ちヒンドウの[浄法:Samskara;通過儀礼]である。「Kryasamgraha」は後期密教の解釈に基づいた通過儀礼を説いている。ここではインド密教におけるヒンドウ通過儀礼の受容について述べ、[弟子の潅頂]におけるその様相を考察する。

2018-10-27 00:19:55
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1 0 0 0 OA 興教大師覚鑁の成仏論(1) : 現生・生身の成仏

著者: 苫米地誠一
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.41, pp.73-90, 1992-03-31 (Released:2017-08-31)

興教大師覚鑁の成仏思想に就ては、これまで殆ど何の論証も無しに速疾・現生成仏説として捉えられている様である。而し覚鑁以前に、弘法大師空海の『即身成仏義』に於る〈即身成仏〉思想、異本『即身成仏義』諸本の三種即身成仏説、伝教大師最澄の『法華秀句』に見られる〈即身成仏(大直道)〉説と、それから展開した日本天台宗の〈円教の即身成仏〉思想等が在る。そこで覚鑁の著作を検討してみると、速疾成仏説ではあるが、その中で現生の生身の成仏を主張しており、又その成仏の果を三身即一の妙覚仏としている。この即身の意味に於て現生、特に生身を問題とするのは天台宗の〈円教の即身成仏〉思想の特徴と考えられるものであり、三身即一の妙覚仏というのも天台宗の仏身論に拠るもので、即ち覚鑁に於る天台(台密を含むか)教学からの影響を認める事ができる。

2018-10-13 21:23:00
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1 0 0 0 真言密教と介護

著者: 山本宥政
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.49, pp.145-159, 2000

2018-08-21 00:48:55
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1 0 0 0 OA 三昧耶戒について

著者: 遠藤祐純
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.20, pp.1-15, 1972-03-20 (Released:2017-08-31)

2018-08-16 08:51:37
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1 0 0 0 『孝養集』と良忠撰『看病用心鈔』について : 臨終行儀をめぐって(福田亮成先生古稀記念密教理趣の宇宙)

著者: 齊藤雅恵
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.56, pp.613-638, 2007

2018-08-11 14:45:07
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1 0 0 0 OA 子弟養成の現状と展望 : 興教大師の御精神をいかに生かすか(智豊合同教学大会紀要,興教大師850年御遠忌記念号)

著者: 福田亮成加藤精一松本照敬平井宥慶広沢隆之榊義孝
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.42, pp.3-62, 1993-12-12 (Released:2017-08-31)

2018-08-03 14:39:18
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1 0 0 0 OA 近代俳句と仏教 : 高浜虚子について

著者: 石川行信
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.18, pp.107-121, 1970-03-01 (Released:2017-08-31)

2018-06-15 22:18:44
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1 0 0 0 アウグスチヌスの三位一體論

著者: 西田幾多郎
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.1918, no.5, pp.14-16, 1918

2018-06-01 10:36:23
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1 0 0 0 OA 頼瑜の成仏観(智豊合同教学大会紀要,興教大師850年御遠忌記念号)

著者: 藤田隆乗
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.42, pp.259-271, 1993-12-12 (Released:2017-08-31)

頼瑜(一二二六-一三〇四)はその生涯の中で多くの著作を残したが、いまだそれら全体を通じての教学の特色が明らかにされているとは言い難い。そこで今回は成仏観をとりあげ覚鑁の成仏観との比較も含めて考察し、頼瑜研究の一助としたい。頼瑜は即身成仏を即疾、現生の肉身を有したままでの成仏と理解し、これにもとづいて一生・二生成仏を主張する。本論では一生・二生成仏、機根、三摩地等を中心として検討する。

2018-04-27 19:53:15
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1 0 0 0 教育勅語と佛教道徳

著者: 平澤照尊
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報
巻号頁・発行日: vol.1930, no.2, pp.i-ii, 1930

2018-03-25 13:03:48
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1 0 0 0 『大日経』所説の<有相と無相>について

著者: 山本匠一郎
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.51, pp.A131-A152, 2002

2018-02-22 20:48:59
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1 0 0 0 ものは如何に存在するか : 時間と空間の量子化について

著者: 里見秀明
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.41, pp.A105-A125, 1992

時間と空間,これはものに即してしか現われない。ものが無ければ,時間も空間も存在しないといわれる。すると物を新たに観察しなければならない。ものを見るということは,様々なものに名前をつけることである。さらに具体的に認識するということである。今までは,具体的認識ということについて,数学,科学の目をとうして見てきた。そしてこれは西洋文明の優越性と見られてきた。しかしそれは人類に必しも幸福をもたらさなかった。それでは東洋思想といっても,現代科学にたえうるものでなくてはならない。少くとも現代科学,数学と共通の認識を持てる部分があるものでなければならない。仏教は科学であり,密教は生命存在の科学であったはずである。共産主義崩壊は,一神教崩壊の予曲にすぎない。嫉妬深い一神教崩壊の後には,生命に慈悲深い宗教が必要である。

2017-11-16 05:00:14
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1 0 0 0 OA 高橋梵仙著, 「かくし念仏考第一」, 大正大学教授, 日本学術振興会発行, 昭和三一年三月, 一一〇〇円

著者: 長沢実導
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: vol.6, pp.71-72, 1957-04-21 (Released:2017-08-31)

2017-09-28 06:19:15
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1 0 0 0 室生,長谷,大神神社(おおみわじんじゃ)の神仏習合の源流

著者: 八田幸雄
出版者: 智山勧学会
雑誌: 智山学報 (ISSN:02865661)
巻号頁・発行日: no.40, pp.p53-67, 1991-03

大神神社の神仏習合の問題を考える場合、その隣接する長谷寺、更には東方の室生寺も併せて考察していかなければならない。いうまでもなく長谷寺は中世、三輪流神道の教義がうちたてられ、神道灌頂が行われ、神仏一体の信仰の中にあった寺である。室生寺は三輪流神道の創始者といわれる慶円上人(一一四〇〜一二二三)の伝承によると、三輪明神に灌頂の印明を授けたことは互為灌頂に示されているが、この灌頂の印明は八幡大菩薩より授けられた理智不二の印明であり、それは胎蔵、金剛の世界の究極の真髄を印・明という形で示されたものであり、これは三輪明神に授けられたものであるとともに、室生山の善女竜王にも授けられたものであると伝えられている。ここに室生、長谷、三輪は共通の信仰の地盤があることが推測される。