- 著者
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勘米良 祐太
- 出版者
- 浜松学院大学
- 雑誌
- 若手研究
- 巻号頁・発行日
- 2019-04-01
本研究は、大きく2つの問いを設定する。(1)植民地朝鮮における文法教育は、内地の教育内容に対しどのような内容の加除を行ったか。また、その目的はなにか。(2)(1)による変更は、内地の教育内容にどのような影響を与えたか。また、その目的はなにか。植民地における「国語」教育は、および内地における国語教育から影響を受け、また逆に影響を与えながら展開していたことが予想される。植民地を包み込んだ考察を行うことで、「国語」教育史を新たな視点から照らし直すことをめざす。また相対的に数が不足している、植民地朝鮮における言語施策の実証的な考察(教科書や授業記録などの史料を用いた考察)を行うことをめざす。