著者
勘米良 祐太
出版者
浜松学院大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、大きく2つの問いを設定する。(1)植民地朝鮮における文法教育は、内地の教育内容に対しどのような内容の加除を行ったか。また、その目的はなにか。(2)(1)による変更は、内地の教育内容にどのような影響を与えたか。また、その目的はなにか。植民地における「国語」教育は、および内地における国語教育から影響を受け、また逆に影響を与えながら展開していたことが予想される。植民地を包み込んだ考察を行うことで、「国語」教育史を新たな視点から照らし直すことをめざす。また相対的に数が不足している、植民地朝鮮における言語施策の実証的な考察(教科書や授業記録などの史料を用いた考察)を行うことをめざす。
著者
青柳 直子
出版者
浜松学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、通学形態が心身機能や身体活動を含めた日常の生活行動とどのような関連があるのかという点について検討を行うことを目的とした。東海地区山間部の小規模公立小学校の児童4~6年生59名を対象として、通学形態、心身機能および生活行動に関する質問紙調査、生化学指標の測定および1週間に亘る身体活動量の連続測定を実施した。その結果、日常的な気分・心身症状の程度や生活行動を含めた身体活動の増減は通学形態と関連があることが示唆された。