39 0 0 0 OA 画本虫ゑらみ

著者
喜多川歌麿//筆,宿屋飯盛<石川雅望>//撰
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1788

歌麿の狂歌絵本のうちでも特に評価が高く、代表作とされる。全15図。1図に虫2種類を描きそれを詠んだ狂歌2首を掲げる。初刷りは2冊本。後刷りも含め異版が多い。展示本は元来は跋である歌麿の師鳥山石燕(1711-88)の文をはじめに置く。

8 0 0 0 OA 吉原細見

出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1795

8 0 0 0 OA [春の]色

著者
桒楊菴 [撰]
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1795
著者
千穐庵三陀羅 編
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1802

三陀羅法師撰、葛飾北斎画の狂歌絵本。享和2年(1802)正月、蔦屋重三郎刊、大本1冊。北尾政演の『吾嬬曲狂歌文庫』以来の画像入り狂歌集で、三陀羅法師の千秋連が一堂に会する。題名の由来は、序に「月ころ神路山の瑞籬(ひもろき)に友垣(ともかき)のよめる吾嬬曲(あつまふり)巻て奉らむ事をねぎし」云々とあるように、伊勢神宮に奉納する願望があったためという。また「狂歌車」は、祭(鈍々亭)和樽(まつりのわたる)が出版に力を尽くした様を、祭の山車の引き留めるのが難しいさまに引っ掛けたもの。五十人一首は、自得庵花咲翁を巻頭に、最後は蘭麝香保留、祭和樽、千秋庵三陀羅法師の順。式亭三馬、十編(返)舎一九も含まれる。北斎の絵は、各狂歌師の扮装にアイディアを尽くしており、見応えがある。(鈴木淳)
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1700

青本、5冊(合1冊)、題簽「五/冊/物/阿部晴明一代記(あべのせいめいいちだ(た)いき)」「一」「二」「四」が残存。『青本絵外題集』1(貴重本刊行会、1974.7)p.93に同じ「四」あり。冊次下に蔦屋の商標、意匠は上下に線描による宝尽くし。画工名無記。柱題「せいめい哥占」。当館本は本文には商標「丸に三鱗」があり、鱗形屋の初印系であるが、題簽は蔦屋の改題系である。題簽欠の初印系本文に、後代(明治以降か)に改題系の題簽を貼付したものと推定される。南山大学図書館本は初印系で、鱗形屋の2枚題簽「阿部/清明/哥占伝(うたうらでん)」が存し、初印の刊年は宝暦中期と推定される。『黄表紙総覧』中編(棚橋正博著、青裳堂書店、1989.9)p.295に「阿部清明一代記」と立項、『新修日本小説年表』『日本小説書目年表』は当館本の墨書により「仮りに本年寛政四年の条に搭載したものであろう。」とあり、蔦屋版は『蔦重出版書目』(鈴木俊幸著、青裳堂書店、1998.12)に「刊年不明」とある。なお、「日本古典籍総合目録データベース」に「阿部清明一代記」(青本)として東京都立中央図書館加賀文庫本を載せるが、柱題の異なる別本。他に京都大学吉田南総合図書館本があり、題簽欠の蔦屋版。
著者
山東京伝 作・画
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1787

中本(洒落本)。山東京伝著・自画。天明7年序跋(1787)刊。1冊。

2 0 0 0 OA 老莱子 5巻

著者
四方赤良 編
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
vol.一至三, 1784

1 0 0 0 OA 戯聞塩梅余史

著者
滝沢馬琴
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1799

1 0 0 0 OA 武将略伝

著者
北尾紅翠斎 画
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1790

北尾重政画、武者絵本。寛政2年(1790)正月、江戸・蔦屋重三郎刊、半紙本1冊。手彩色。絵師署名「画図 北尾紅翠斎恭雅」。序、寛政2年(1790)正月、伯楽橋南宿屋□□(飯盛)。宿屋飯盛の序に、耕書堂主人(蔦屋重三郎)は、当時通行の類書が漢文体で、婦女子の理解を超えることを愁い、「この頃、武将略伝を撰ぶ、其書言を彼国の演義に採り、事は国史の正伝を失はす」とあるように、「言」は中国の演義小説体に倣い、「事」は日本の歴史に基づき、武将の遺業について編んだとする。暦応元年(1338)、足利尊氏が征夷大将軍に任ぜられて以来、慶長年間(1596-1615)に至るまでの出来事を虚実取り混ぜ、絵と文で示したもの。取り上げられた武将は、足利尊氏、楠正行、細川頼春、足利義満、今川了俊、赤松満祐、太田道灌、足利義政、細川高国、織田信長、豊臣秀吉など。絵は。重政の武者絵の面目を伺うべきものであるが、第10丁欠丁、序の破れ、いたずら書きなど、保存状態に難がある。(鈴木淳)(2016.2)

1 0 0 0 OA 独楽新話

著者
虎渓山人
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1788

1 0 0 0 OA 通言総籬

著者
山東京伝 作
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1787