著者
吉安 祐介 山崎 信寿
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J94-D, no.3, pp.582-592, 2011-03-01

本論文では,一般的なディジタルカメラとその内蔵フラッシュで撮影した複数の画像から,身体3次元形状を簡便かつ詳細に復元する方法を提案する.本手法では,身体に貼り付けたマーカの3次元位置,画像のシルエット及び陰影から推定した法線に適合するように,あらかじめ用意したテンプレートメッシュを変形する.本研究の主な貢献は,(1)内蔵フラッシュでフォトメトリックステレオを実現するための光源変化の獲得方法と,(2)陰影から推定した法線に対してメッシュを正確かつ効率的に適合させるアルゴリズムである.計測手法の妥当性を確認するために足長250 mmの足模型を計測し,市販のレンジスキャナと比較した結果,両データ間の距離は平均1.4 mmとなった.また,計測した被験者9名の足型から甲の表面長さを推定し,巻尺の計測値と比較した結果,その差が約2%となり,ISOの定める最大許容誤差程度であることを確認した.最後に,計測した足形状から個人に合う靴型モデルを自動的に作成する方法も示した.

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ディジタルカメラを用いた身体3次元計測手法

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