著者
栗林 志行 保坂 浩子 中村 文彦 中山 哲雄 中田 昂 佐藤 圭吾 關谷 真志 橋本 悠 田中 寛人 下山 康之 草野 元康 浦岡 俊夫
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.308-315, 2020-03-25

要旨●食道アカラシアは,EGDで拾い上げが可能であることが多いものの,治療選択に関わるサブタイプの診断は困難である.また,その他の食道運動障害では内視鏡検査時に異常所見を認めることはまれである.食道X線造影検査は食道運動障害の拾い上げに有用であるが,やはり食道アカラシアのサブタイプやその他の疾患の診断には,食道内圧検査,特にHRM(high-resolution manometry)が欠かせない.食道アカラシアをはじめとする食道運動障害の診断では,EGDや食道X線造影検査,HRMなどの検査所見を総合的に評価することが必須と考える.

言及状況

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2020年3月号中の「アカラシアおよび関連疾患の診断」3論文もぜひ。 ✓栗林論文「HRM(食道内圧検査)の立場から」 https://t.co/Pl8Bvtt26h ✓畑論文「X線の立場から」 https://t.co/1B5SMGjefz ✓南論文「内視鏡の立場から」 https://t.co/Nw37ikVU8b
すみません、一旦離席するので2020年3月号「アカラシア・関連疾患の診断」の3論文を先に挙げておきます

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