著者
青島 周一
出版者
医学書院
雑誌
総合診療 (ISSN:21888051)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.954-958, 2018-07-15

処方カスケードとは 薬物有害反応によりもたらされた身体症状が「新たな医学的プロブレム」と誤認されてしまい、その治療のために他の薬剤が追加で処方されることがあります1)。 たとえば、アムロジピンの薬物有害反応として下肢浮腫があげられますが、この浮腫がアムロジピンによるものと認識されずに、利尿薬が追加投与されてしまう、というような状況です。また、追加投与された利尿薬が頻尿症状をもたらし、さらに抗コリン薬の追加投与につながってしまうこともあるでしょう。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

総合診療誌ってDOI番号がついているんですねぇ。引用に便利。 「処方カスケード」とその対応 (総合診療 28巻7号) | 医書.jp https://t.co/u0UQKHjhYJ

収集済み URL リスト