1 0 0 0 抗痙縮剤

著者
安藤 一也
出版者
医学書院
雑誌
神経研究の進歩 (ISSN:00018724)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.142-147, 1982-01-10

抗痙縮剤は痙縮(spasticity)の軽減を目的として使用される薬剤で,薬理学的には筋弛緩剤(muscle relaxants)に属するものである。 1946年,Bergerらによりmephenesinが合成され,以後,methocarbamol,carisoprodol,phenprobamate,chlorzoxazone,chlormezanone,styramate,pridinolmethane sulfonateなどの薬剤が中枢性筋弛緩剤として開発され使用されてきた。しかし,これらの薬剤は臨床上,肩こり,腰背痛,頸腕症候群などの一時的な反射性の筋トーヌス異常には多少の効果はあっても,痙縮にはほとんど効果はなく,アメリカでは"unestablisheddrugs"として取り扱われている。

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@HAM22925450 他の免疫調整薬の適応についても一定の見解は得られ ていない。一般的には、 #痙縮が強い症例 への #抗痙縮剤 https://t.co/jrIL8XReLj の投与や #排尿障害の治療、および #リハビリテーションの継続 が行われることが多い。 引用元 https://t.co/nldcAT8Tj6

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