著者
寺岡 睦 京極 真
出版者
日本作業療法士協会
巻号頁・発行日
pp.249-258, 2014-06-15

要旨:本論では,作業に根ざした実践(occupation-based practice;以下,OBP)の新理論であるOBP 2.0の理論と実践を示した.従来のOBPは作業機能障害の解決に取り組むが,信念対立によって制約される限界があった.本論で示すOBP 2.0は,作業機能障害の種類と信念対立解明アプローチを理論統合し,ひとつの理論で2種類の問題に対応できるように構築した.また本論では臨床実践におけるOBP 2.0のモデル提示を行った.OBP 2.0は,作業療法の新理論として有益であると考えられた.

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このツイートへのコメントが興味深い。 OTだからこそOTとは何か分からないし、PTだからこそPTとは何かが分からない。 判別するとは他との境界を定めることなので、中にいる時に見定めるのはとてもとても難しいことなのだと思います。 こちらの文献は参考になるはずです。https://t.co/TdzN41H7Bu https://t.co/2NDQHgqiwH

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