著者
菊澤 研宗
出版者
日本経営学会
雑誌
經營學論集 第87集 日本の経営学90年の内省と構想【日本経営学会90周年記念特集】 (ISSN:24322237)
巻号頁・発行日
pp.42-49, 2017 (Released:2019-09-26)

かつて世界で輝いていた日本企業は,変化の速いグローバルな環境に適応できず,現在,凋落している。なぜか。これまでさまざまな原因が指摘されてきたが,本論文では,今日,多くの日本企業が誤った新古典派的な資本主義理論とオーディナリー・ケイパビリティにもとづく経営を展開している点に注目する。何よりも,日本企業復活にとって必要なのは,正しいシュムペーター流の資本主義理論とデイビット・ティースによって展開されているダイナミック・ケイパビリティにもとづく経営であることを説明する。

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菊澤研宗(2017)「日本企業復活とダイナミック・ケイパビリティ」『經營學論集』87:42-49。https://t.co/R7QDSJPHIP 資源ベース理論は資源の評価軸としてVRIOフレームワークが。RBVやダイナミック・ケイパビリティでは企業の資源の異質性(独自性)や資源を再構築する能力が競争優位に重要とされる。 https://t.co/rMXrMugDzV
J-STAGE Articles - 日本企業復活とダイナミック・ケイパビリティ https://t.co/kfue5KbSqa
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