著者
秋葉 陽介 渡邉 恵 峯 篤史 池戸 泉美 二川 浩樹
出版者
公益社団法人 日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科学会誌 (ISSN:18834426)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.327-339, 2016 (Released:2016-11-09)
参考文献数
32
被引用文献数
4 2

歯科金属アレルギーは口腔内の金属補綴修復物に含まれる金属元素をアレルゲンとしてアレルギー反応が感作,惹起され,局所性,全身性の接触皮膚炎を病態とする疾患として理解されている.歯科金属アレルギーと関連疾患に対する,検査,診査,診断,治療法などに関する診療ガイドラインは,現在のところ策定されていない.本総説は歯科金属アレルギー診療ガイドライン策定に必要な臨床研究,基礎研究や,歯科金属アレルギーに関する臨床について,現状と展望を解説するものである.

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結構、銀合金で入れてるんですね。 私は金属アレルギーのリスクを減らしたい派 いいね が多ければ、 アレルギー関連ブログで後日まとめます。 歯科金属アレルギー論文 現状と展望 https://t.co/3CrR9ZOTgj 臨床統計的検討 https://t.co/WeJuPssd1K 患者への対応2022 https://t.co/u0wZDtHQEE https://t.co/Occ4bQ4l6n
歯科金属アレルギーの現状と展望 https://t.co/dEvHV2ZOC6 2016年の資料。もう遅いし寝て明日見てみよっと。
これまでに報告された研究 #金属アレルギー #ニッケルアレルギー の病態形成に関して, #CD4陽性T細胞 は抑制的に #CD8陽性T細胞 は #傷害的にはたらく #CD8+ #T細胞 が #金属アレルギー による #皮膚の炎症 を誘導している 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t https://t.co/yERHG7Z8RS
#ニッケルアレルギー の発症 #CD4陽性T細胞 #CD8陽性T細胞 の両方が関与している 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t #線維筋痛症 末梢血中の #CD4陽性MAIT細胞 の減少 #CD8陽性MAIT細胞 の割合が有意に増加する 薬剤服用中止時における CD8陽性MAIT細胞の増加 引用元 https://t.co/KLZeP0GGwz #CFS https://t.co/XuWy96dgh8
#金属アレルギー 感作には通常 1 ~ 2 週間かかると言われ ている.感作相を経て生体に記憶された抗原が再び皮 膚や粘膜に接触すると,抗原を記憶した #T細胞 が抗原付着部位に遊走・浸潤し #炎症反応 を引き起こす.こ れが惹起相である 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t https://t.co/COUVm4e4kP
#アマルガム除去 と #代替材料による再治療 #技術的には困難ではない ことから #パッチテスト で #アマルガム含有金属 #水銀 #銀 #銅 #すず に陽性を示しかつアマルガム修復周辺軟組織に病変が存在する場合には #アマルガム除去置換療法 は試みてよい治療法といえる 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t https://t.co/iGlKrck57Y
他にアマルガム修復に関する報告には,病変近 接する #アマルガム除去 により #93%の患者 に #症状の改善 が見られたとする81 症例を対象としたコホート研究も存在する 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t #歯科用アマルガム #金属アレルギー https://t.co/BY3wHuo4qu
#アマルガム修復 周辺に病変が見られた症例については 88% について治癒または改善したと報告されている. アマルガム修復から離れた軟組織に病変が存在した場合には,46%の症例で除去による症状の改善が認められた 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t #歯科用アマルガム #金属アレルギー https://t.co/JJgG0lBvIs
#金属アレルギー 1,158 症例 19 論文を対象としうち14 論文がコホート研究,5論文が症例対照研究である.1,158 人の患者のうち,636 人が #アマルガム修復 を他の代替材料に置き換えられ,そのうち 85%が治癒または症状の改善がみられた 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t #歯科用アマルガム https://t.co/qdbPc8tNWu
#金属アレルギー #パッチテスト #陽性金属 において #ニッケル #コバルト #クロム #パラジウム はいずれの研究においても陽性率が高い.口腔内より検出される金属元素で #銀 #銅 #パラジウム #亜鉛 が検出される頻度が高く #インジウム #スズ がこれに続く 引用元 https://t.co/gO9HmDxM4t https://t.co/XuWy96dgh8
#歯科金属アレルギー の現状と展望 歯科金属アレルギーと関連疾患に対する,検査, 診査, 診断, 治療法などに関する診療ガイドラインは, 現在、策定されていない.策定に必要な臨床、基礎研究や歯科金属アレルギーに関する臨床について現状と展望を解説 引用元 https://t.co/FsJSHdHNDd #厚労省歯科保健課 https://t.co/XUtLsDaeJE
#歯科金属アレルギー の現状と展望 2016年 秋葉陽介 渡邉恵 峯篤史 池戸泉美 二川浩樹 敬称略 口腔内の金属補綴修復物に含まれる #金属元素 を #アレルゲン として #アレルギー反応 が感作, 惹起され局所性, 全身性の #接触皮膚炎 を病態とする疾患と理解されている 引用元 https://t.co/FsJSHdHNDd https://t.co/8WAgG4R1sj

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