著者
大神 正道
出版者
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
雑誌
赤門マネジメント・レビュー (ISSN:13485504)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.141-168, 2009-04-25 (Released:2018-02-26)
参考文献数
18

本稿は、板ガラス成形技術に焦点を当て、1900年代初頭から1981年までに登場する七つの成形法を概説する。次に、それらを四つの系統に分け、1981年までにどの技術がどのように台頭し、そして競合し、棲み分け、あるいは駆逐されたかを明らかにする。そして、イノベーション論の観点から板ガラス成形技術の変遷を検討し、技術の棲み分けが生じる要因に関してディスカッションを行う。

言及状況

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溶けた金属は密度の高い液体になる。これを利用したのが現代の板ガラスを作るフロート法で、比重が7と大きい溶融スズの上に溶けたガラス(比重2.5ぐらい)を流し込んで、ツルツルの大面積ガラスが得られる。スズは融点低くてガラスと反応しないので理想的。 #今日の論文 https://t.co/3nTPDKxXll https://t.co/42u5ZyppQR

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