著者
張 成年 柳本 卓 小西光一 Charles H. J. M. Fransen
出版者
Aquos Institute
雑誌
水生動物 (ISSN:24348643)
巻号頁・発行日
vol.AA2019, pp.AA2019-7, 2019 (Released:2019-09-30)

スジエビ(Palaemon paucidens De Haan, 1844)には遺伝的に異なる3タイプ(A、B、C)が発見されていることから複合種であると考えられる。2世紀近く前にシーボルトが採取しオランダの国立民族学博物館に収蔵されているタイプ標本の16S rDNAを分析したところ、AタイプのうちJA1ハプロタイプであることがわかった。JA1タイプは日本中部から南部にかけて最も多く出現するタイプであり、長崎周辺に限られていたシーボルトの活動範囲とも符合する。

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@kawa_noe なんと、同じタイミングで!それは奇遇ですね!!! シーボルト採集標本はアルコール固定なのでDNA解析もできるようで、夢が広がります。消失していなければですが・・・。 https://t.co/rEUtUr5ZXd

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