著者
坂寄 廣
出版者
Arachnological Society of Japan
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.55-62, 1989 (Released:2007-03-29)
参考文献数
17
被引用文献数
1 2

チビコケカニムシの, 成体雄を除く後胚子発生の各段階の外部形態を, 特に毛序式に注目して記載した。後胚子発生過程に見られる chelal trichobothria の数の変化から, チビコケカニムシは, 他の種では成体の重要な特徴となる12本の chelal trichobothria を持ったステージが欠落した, 幼形成熟による種であると結論した。

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@doroirotsukai なるほど、たぶんですがチビコケカニムシ辺りかなと思います。そういうなんてことない環境でもみられるコケカニムシです。 幼形成熟することが知られています。https://t.co/mRjD6ZIsXd
@100legs_NP グループの特定は特徴を覚えればなんとなく… チビコケカニムシなんかは幼形成熟することで有名です。https://t.co/0wmmnDWDxo

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