13 0 0 0 OA 原子核の「分子的」構造
- 著者
- 板垣 直之
- 出版者
- 一般社団法人 日本物理学会
- 雑誌
- 日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
- 巻号頁・発行日
- vol.71, no.6, pp.350-351, 2016-06-05 (Released:2016-08-10)
- 参考文献数
- 7
- 被引用文献数
- 3
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日本物理学会誌は宝の山。原子核は殻構造とクラスターのせめぎ合い。
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平均場のなかの準位を順番に陽子・中性子で詰めていくのが殻模型。がっちり結びついたヘリウム原子核がクラスターとして働く効果とどっちが勝つのか。クラスターは励起状態にあり。原子核は複雑。
日本物理学会誌は宝の山。原子核が目で見えたら楽しいのに。https://t.co/pJE1TJwRsL
がっちりと塊をつくっていると思っていた原子核も、励起させてみると構造があらわれる。陽子２個中性子２個が結びついたアルファ粒子が原子核内部で一体になって運動。励起しすぎると飛び出す。これがアルファ崩壊。