著者
吉水 湧樹 坂部 創一 山崎 秀夫
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集 Vol.28(第28回環境情報科学学術研究論文発表会)
巻号頁・発行日
pp.337-342, 2014 (Released:2014-12-03)
参考文献数
15

この研究の目的は,共同運動と論理的思考を好むことが情報環境におけるテクノ依存症傾向が及ぼす新型うつ傾向に対する抑制要因になるかどうかを調査することである。情報系大学生に対する調査データは共分散構造分析で分析され,論理的思考傾向を示す学生及び単独運動よりも共同運動を好む学生に,より低い新型うつ傾向がみられた。現今の情報化社会における新型うつ傾向を予防するために,共同運動と論理的思考への愛好が振興される必要があり,また共同運動愛好を奨励することによってテクノ依存症傾向が低下すると思われる。

言及状況

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@Sankei_news 2014年に、情報環境におけるテクノ依存症傾向が及ぼす新型うつ傾向の抑制要因 という論文が発表されていて 今回の調査結果は生活習慣と依存症に「高い」相関関係が認められたという事です。 勉強時間の低下ガー!と喚くだけでは反証材料になりませんw https://t.co/y8iAZzgrIY
@zipang_osaan @okada014 背理法で導出されてるよ。籠ってる人より集団で体を動かす人の方がテクノ依存症の罹患率が低いという論文がある。 https://t.co/y8iAZzgrIY

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