著者
渡邊 修
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.11, pp.1067-1070, 2013-11-01 (Released:2013-11-29)
参考文献数
10
被引用文献数
1 or 0

Isaacs症候群では,血液神経関門が脆弱な神経終末や神経根で自己抗体によりVGKCの機能異常が惹起され,過剰興奮がおこる.有痛性筋けいれん,ミオキミア,ニューロミオトニアなどの運動症状に加え,complex regional pain syndrome様の激しい痛みで発症する例もある.Morvan症候群は,Isaacs症候群の症状に,大脳辺縁系の異常(不眠,記銘力障害など)と自律神経障害(不整脈,便秘など)をともなう.圧倒的に男性に多く,「足が焼けつくような」疼痛をみとめる.VGKC複合体の構成分子であるLGI-1抗体陽性例は,近時記憶障害やてんかんなど辺縁系症状を呈し,高頻度にSIADHを合併する.

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渡邊修先生 #lsaacs症候群 と周辺疾患 https://t.co/R5iCZ0Asjg #線維筋痛症 #脳脊髄液減少症 を疑われながら13医療機関を転々としながら論文から #アイザックス症候群 でないかと最後の診療先で言われた https://t.co/IRvenNiSL8

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