著者
永井 聖剛 Carl Gaspar
出版者
日本認知心理学会
巻号頁・発行日
pp.24-24, 2009 (Released:2009-12-18)

自人種の顔と比較し,異なる人種の顔に対する弁別成績等が低下する(他人種効果).本効果は自人種顔への日常的な接触によって説明されるが,その生起因については不明な部分が多い.本研究では個々の顔特徴(左目,右目,左眉毛,右眉毛,左目+左眉毛,右目+右眉毛,鼻,口)で他人種効果が生じるかを調べ,この効果の生起に重要な役割を果たす顔特徴を同定した.日本人被験者18名が参加し,顔全体,あるいは個々の顔特徴のみが提示され,個人弁別課題(10AFC)を自人種顔/他人種顔セットに対して行った.実験の結果,顔全体を提示した場合に加えて,左目,右眉,鼻の3つの特徴を個別に提示した場合にも,他人種効果が生じることが示された.これまで他人種効果は布置的な(configural)処理が関していると示唆されていたが,局所的な特徴の貢献に関しては報告されたことが無く,本結果は他人種効果の生起メカニズムに理解に重要な知見を提供するものといえよう.

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顔認知における他人種効果:顔特徴による検討 https://t.co/DFeWHE2GJp 能面扱いだったりイエローフィーバーだったりする由来のバイアスからはジョルリフェチの切断とか加害からの回復ならびに離人一般での専有率とかに広まりな。
異人種の表情認知が難しいのは、見慣れた同人種の顔や表情の認識が、異人種のそれより容易になる人種効果(同類効果)という脳機能の作用なんですよ。ハイロー見て腐女子の皆さんがEXILEの人たちの顔の識別急にできるようになったのと一緒。 https://t.co/wsFM74eQcj

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